キャプテンから監督へ
FCバルセロナの全てを知る男、ジョセップ・グアルディオラ。1984年、インファンティル(U13)時代にバルサに入団、マシア(バルサの選手寮)で育ち、全てのカテゴリを経て1991-92シーズンにはトップチームに昇格した。長年キャプテンとしてチームをピッチの内外で牽引、背番号4を背負ってバルサのパスサッカーを体現し、一時代を築いた男が、今度は指揮官という立場に姿を変えて、トップチームに戻って来る。
【グアルディオラの師匠達】グアルディオラは現役時代、多くの監督の下でプレーしている。バルサ時代はヨハン・クライフ、ボビー・ロブソ¥ン、ルイス・ファン・ハール、ジョレンス、セラ・フェレールの下、様々なフットボールを体験している。それぞの監督から様々なプレースタイル、考え方を学んだ。しかしながらそれらの監督達には共通点があった。それは、グアルディオラを常にピッチの中心に据え、戦術を体現させ、リーダーシップを取らせたことだ。
その後、グアルディオラは2001年からセリエAで新たなフットボール人生をスタートし、ブレシアとローマでプレーした。特に、ローマでは当時監督ではなかったものの、現在イングランド代表¥監督を務めるファビオ・カペッロの下でもそのフットボールを学んでいる。
【バルサBでの成功】しかしながら、グアルディオラにとってイタリアが唯一の海外プレー経験では無い。その後、カタール、メキシコと選手の晩年を過ごしている。そして、現役を引退してから1年も経たないうちに、グアルディオラはバルサBの新監督として、記者会見を行った。すなわち今シーズン、テルセラ・ディビシオン(4部に相当)に所属する同チームを初めて監督として指揮したグアルディオラは、現在チームを同カテゴリ・グループ5の首位に導いており、セグンダB(3部に相当)への昇格を賭けたプレイオフに進出することが決定している。
今シーズンここまで、バルサBを率いたグアルディオラは、36試合で24勝7分5敗という成績を残している。また、チームはリーグで2番目に多い得点数を叩き出し、1試合平均1.9得点というデータが残っている。
【リーダーシップ】監督とチームメイトという関係こそ異なるものの、グアルディオラは既に選手時代、キャプテンとして、ロナウド、リバウド、ルイス・エンリケ等の個性派集団をまとめ上げた実績がある。来シーズンからは立場を変えて、トップレベルの選手達をまとめることになるが、必ずや長年務めたキャプテンシーが役に立つことだろう。
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