2位の座を目指して
今夜、FCバルセロナはカンプノウにてリーガエスパニョーラ第35節、対バレンシア戦を迎える。チャンピオンズリーグ準決勝、対マンチェスター・ユナイテッド戦での敗戦によって今シーズンの無冠が決定したチームだが、カンプノウのファンの前で、そうした悪夢を払拭する為にも、今こそ奮起が必要となる。誇りを持って、結束し、プロフェッショナリズムを示すことが必要だ。苦しい戦いが続くリーガでは、ここ5試合で勝ち星が無く、また、最近の公式戦4試合で得点が無い。来シーズンのチャンピオンズリーグ本戦へダイレクトに進む権利を手にする為にも、勝ち点差4で前を行くビジャレアルを追い越し、2位の座を確保することが現在の最大にして最終の目標となる。
【欠場者】とにかく、まずは今夜のバレンシア戦に集中することだ。しかしながらこの試合には3人のレギュラーメンバーが欠場することになる。すなわち、膝に違和感を抱えるミリートとイニエスタ、さらには左足首の内側の筋に炎症を持つトゥーレ・ヤヤだ。一方、上記3選手に代わってジオバニ、オレゲール、マルケスがメンバーに復帰した。
【ゴールを】そうした中盤やディフェンスの選手の欠場があるものの、今バルサにとって最大の関心事は攻撃にある。すなわち、フランク・ライカールト監督率いるチームはここ最近の公式戦4試合において無得点が続いているのである。さらには、カンプノウでのここ4試合でも僅かに1ゴールしかファンにプレゼント出来ていない、深刻な得点力不足に陥っているのである。勝利を手繰り寄せる為には、このネガティブな流れを断ち切ることが何よりも求められる。一方、バルサはカンプノウでここまで失点は僅かに9点と、リーガでナンバー1の数字を誇っている。一方、バレンシアはリーガ20チーム中、失点の数ではワースト3に入っている(第34節終了時点)。
【精神的な強さ】いずれにせよ、何よりも今のバルサの選手達に求められているのは精神的な強さだろう。前節のリーガ、リアソ¥ールでの対デポルティボ戦で見せた姿は散々なものだった。また、オールド・トラフォードで見せた良いプレーも、マンチェスター・ユナイテッドを倒すには十¥分ではなかった。リーガでの失速、そして国王杯(コパ・デル・レイ)やチャンピオンズリーグでの敗退は、ことごとくバルセロニスタにとっては失望となって圧し掛かって来た。しかしながら今こそ、FCバルセロナは誇りと強い気持ちを持ってピッチに立たなければいけないのである。
【前回は引分け】今夜対戦するバレンシアとの前回のカンプノウでの対戦は今シーズンの国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝、1stレグでの戦いだった。この時のバルサはプレー内容で上回っていたものの、先制点を奪われる苦しい展開を強いられた。最終的には1-1の引分けに終わり、結果的にそれが決勝進出を逃すことになった。今夜の対決では何よりも勝ち点3が求められる。今シーズンに残された唯一無二の目標、2位の座を目指して。
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